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京都磔磔でサムアミドンとライブ。リハを観ていた。ドラム他のクリスが、マイクを繋いだバンドを首に巻いて、ベースの音を喉で鳴らしながらドラムを叩いていた。初めて観たやり方。サムアミドン、流石に僕なんかよりも全然身長が高く、彼のマイクの位置は僕の頭の位置であった。サムは昔フリージャズにもハマったそうで僕もそうだから親近感を抱いた。フリージャズに傾倒した経験のあるシンガーソングライターのシーンは知っている限りでは無い。じゃあサムの周りにはあるのかと質問するとやはり無いそうで、みんな点と点でしかないのだと思う。サムの歌はとてもナチュラルに聴こえてきた。僕とどことなく似ていると思う。細かくどこがとう、ということは言い表しにくいけれど、似ていると思った。他人の表現に触れてこんな風に思うのは初めてだった。それがとても嬉しかった。自分のアルバム『423』のプロデュースがジムさんだということ、ジムさんプロデュースのベスオートンの作品を以前ジムさんより貰って聴いていることを伝えるとサムはなんだか嬉しそうにしてくれていた(奥方はベスオートン)。英語があんまりわからないので自由にコミュニケーションとれないのが本当にもどかしかった。